「亀有のマンション、今いくらで売れるの?」そんな疑問にお答えします。本記事では国土交通省・東日本不動産流通機構(REINS)・各種価格調査データをもとに、2026年時点の築年数別の相場感をわかりやすくまとめました。売却をご検討中の方はもちろん、資産価値を把握しておきたい方にもご活用いただける内容です。

亀有エリアの不動産市場の概況(2026年)

亀有はJR常磐線(各駅停車)が通る葛飾区の中心エリアです。北千住まで約5分という利便性の高さと、アリオ亀有をはじめとした商業施設の充実、そして昔ながらの下町の雰囲気が共存するエリアとして、ファミリー層を中心に根強い人気があります。

東日本不動産流通機構(REINS)の2026年第1四半期データによると、首都圏中古マンションの成約㎡単価は86.26万円(前年比+8.1%)で23期連続の上昇を記録しています。この水準は1990年のバブル期の最高値を上回っており、歴史的な高値圏が続いています。

亀有エリアに絞ると、直近12ヶ月の実取引データによる成約㎡単価の中央値は81.3万円(前年比+6.9%)(住まいの価格ナビ調べ)で、首都圏平均を若干下回りつつも着実に上昇が続いています。葛飾区は23区内でも価格水準が手ごろなため、都心からの住み替え需要や投資目的の購入者が流入しやすい環境にあります。

【2026年の注目情報】「亀有5丁目計画」の着工(2026年3月)が始まりました。駅徒歩3分・延べ約8,900㎡の新築マンション建設で、2029年の竣工に向けてエリアの地価をさらに牽引するランドマークとなることが期待されています。
※成約件数が少ない時期のデータは、高額・低額物件の集中によって数値が大きく変動することがあります。単一時点の比較データはあくまで参考値としてご覧ください。

「今の資産価値を知りたい」という方は、まずお気軽にご相談ください。

無料相談はこちら

築年数別 中古マンション相場一覧

以下は、亀有エリアにおける中古マンションの築年数別の参考相場です。HowMa・住まいの価格ナビ・国土交通省の不動産取引価格情報などを参照しながら、2026年の取引実態に合わせて作成しました。

横にスクロールできます →
築年数 ㎡単価の目安 70㎡換算の価格帯
築5年以内 約120〜135万円 約8,400〜9,450万円
築6〜10年 約90〜110万円 約6,300〜7,700万円
築11〜20年 約70〜90万円 約4,900〜6,300万円
築21〜30年 約55〜70万円 約3,850〜4,900万円
築31年以上 約40〜55万円 約2,800〜3,850万円

※上記はあくまでも参考値です。実際の成約価格は物件の状態・階数・方角・管理状況・リフォーム履歴などにより変動します。より正確な査定をご希望の方はお気軽にご相談ください。
※参考:HowMa 亀有駅エリア坪単価データ(2026年)、住まいの価格ナビ実取引データ(直近12ヶ月)、国土交通省不動産取引価格情報(葛飾区・2024〜2026年)

築5年以内は「築浅プレミアム」がさらに拡大

築5年以内の物件は、2025年版からさらに価格が上昇しています。HowMaのデータによると、亀有駅エリアにおける築5年以内の平均坪単価は427.5万円(㎡換算で約130万円)に達しており、アリオ亀有周辺の駅近物件では坪単価300〜350万円を超える成約事例も一般的になっています。設備の新しさや瑕疵リスクの低さから購入希望者が集中しやすく、売り手が有利な条件で交渉しやすい状況が続いています。

築21年以上は「リノベ需要」が引き続き底支え

亀有エリアで流通するマンションストックの約7割は築21年以上とされており、この価格帯が市場の中心を占めます。「安く購入してリノベーションしたい」という需要は根強く、立地・管理状態が良好な物件は想定以上の価格で成約するケースもあります。ただし2026年は、後述の通り市場に変化の兆しが生じており、物件の条件による成約価格の差が広がりつつあることに注意が必要です。

立地や管理状態が良ければ、想定以上の価格での成約も珍しくありません。弊社でも、築30年超の物件が相場を上回る価格で成約したケースが複数ございます。

2026年の市場の変化と亀有への影響

2026年の市場は「まだ高いが、変化の兆しが出始めた」局面に差し掛かっています。売却をご検討の方は、以下の点を把握した上で判断されることをお勧めします。

引き続き高値圏・ただし都心超高額物件で調整が始まった

REINSの2026年Q1データでは成約㎡単価が86.26万円で23期連続の上昇を記録しています。一方、2026年5月には首都圏全体の成約㎡単価が73ヶ月ぶりに前年比マイナスに転じました。ただしこれは都心3区(千代田・中央・港区)の超高額物件における調整が主な要因です。亀有・葛飾区のような実需中心エリアへの影響は現時点では限定的と考えられています。

「どの物件でも売れる市場」から「適正価格が選ばれる市場」へ

在庫件数が2026年Q1に8期ぶりの増加に転じたことで、市場の環境が変化しています。東京都区部では2026年Q1の成約件数が前年比▲3.4%と5期ぶりに減少しており、価格設定を誤った物件が売れ残りやすくなっています。葛飾区においても「相場より大幅に高い価格設定」の物件は買い手から敬遠される傾向が強まっており、地域相場を正確に把握した上での価格設定がこれまで以上に重要です。

  • 首都圏の成約㎡単価は86.26万円(2026年Q1)で、バブル期の最高値を上回る高水準が続いています。
  • 亀有エリアの成約㎡単価中央値は81.3万円(前年比+6.9%)と上昇基調が維持されています。
  • 2026年5月に73ヶ月ぶりの下落が確認されましたが、亀有・葛飾区など実需エリアへの影響は現時点では限定的です。
  • 在庫が増え始めており、適正価格の物件が選ばれる「選別市場」への移行が始まっています。
※不動産市場は金利動向・政策変更・経済情勢によって変化します。上記は2026年8月時点の情報に基づくものです。売却の判断は最新の査定価格と市場動向を踏まえた上で行うことをお勧めします。

まとめ

亀有エリアの中古マンション相場は、築年数によって㎡単価で約40万円〜135万円と大きな幅があります。首都圏全体の成約価格はバブル期を超える水準が続いており、亀有エリアも前年比+6.9%と堅調な上昇が確認されています。

一方で、2026年は「どの物件でも売れる」状況から「適正価格の物件が選ばれる」状況へと市場が変化しつつあります。物件個々の条件(階数・方角・管理状態・リフォーム履歴など)が成約価格に与える影響はこれまで以上に大きくなっており、地域相場に精通した専門家への相談が重要度を増しています。

弊社センチュリー21 ecrasは、1998年の創業以来、葛飾区・足立区を中心に地域に根差した不動産売買をサポートしてきました。長年のお付き合いのある業者様・士業様とのネットワークがあるからこそ、複雑な案件でも対応し、一般市場では実現しにくい価格での成約につなげることができます。

「こんな物件でも売れるの?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。

無料査定はこちら